冠婚葬祭の中でも、最も難しくて神経を使うのが葬儀・告別式だと言われています。それは働いている方も同様で、高いスキルとマナーが求められる職種ではないでしょうか。葬儀社ではたくさんの方が働いていますが、よく知られているのが葬祭ディレクターではないでしょうか。資格を取得されている方が大部分ですし、納棺や葬儀・告別式の段取りを取り仕切る役目です。ただ、その他にも色々な立場の方が働いています。寝台車や霊柩車の運転は有名ですが、お通夜やお葬式の進行をする司会の方もいます。
人は誰もが最後の時を迎えることになり、その際には遺族な葬儀を執り行うことになります。悲しみの中で行われることになりますが、それが当然のことでした。しかし近年では、葬儀は小規模に行い、後日改めてお別れの会を開催する人も増えました。それがさらに進化し、生前にお別れ会をする人も増えつつあります。還暦や米寿などお祝いを兼ねて生前にお別れ会を実施することで、元気な間に自らの口でお世話になった人に感謝の気持ちを伝えたり、挨拶をすることができるのが最大の利点となっています。