喪主になった人は、葬式に参加した人たちのために食事を準備することも大事です。そこで、葬儀の会食の費用を考える必要があり、本来であれば参加した人たちに感謝の意を込めて出来る限り豪勢な食事を準備するのが良いですが、豪勢な食事となると一人分だけでも高い費用が必要になります。もし、数十人クラスの食事を準備するとなると豪勢な食事を提供するだけでもかなりのお金が必要になり、お金に余裕がない場合は負担が大きくなります。
自分が生きているうちに、友人などに感謝の気持ちを伝える事ができる生前葬は、体が自由に動かせるうちに、いろんなことができるため、ないようにこだわっていく事も大事です。生前葬の内容を葬儀社のスタッフと相談しながら決めていく際に、参列者の人数などによって、料金が変わってくるため、費用の相談もしながら、安心して決めていけるようにする事も重要になります。予算を事前に決めておくことにより、予算内でスタッフが進めていけるように工夫をしてくれるため、信頼して任せられる葬儀社を見つける事をおすすめします。
これと言った決まった形式のないのが、葬儀・告別式の進め方ではないでしょうか。シンプル葬が増えていますし、形骸化したセレモニーを縮小させて、ごくごく限られた身内だけで執り行うケースが増えています。ただ、予想以上にかかってしまうのが火葬料金ではないでしょうか。火葬場の数が足りなくなっている地域もありますし、新規に建設をするとなれば住民の反対運動が起きてしまいます。5〜12万円と、地域によって大きな開きがあるのも特徴ではないでしょうか。
仏教では、死者がこの世を去って、あの世へ行くまでの期間を「中有(ちゅうう)」「中陰」と呼びます。仏式ではこれに基づいて、七日ごとに故人を供養する法要を営むことになっています。順に七日目を初七日、十四日目を二七日(にしちにち)、二十一日目を三七日(さんしちにち)、二十八日目を四七日(ししちにち)、三十五日目を五七日(ごしちにち)、四十二日目を六七日(ろくしちにち)、四十九日目を七七日(しちしちにち)と呼び、七回目の法要が済んで、忌明けになります。