葬儀が終わってやっとひと息つけると安心していたら、今度は香典返しをしなくてはいけないということがあります。ここまでやってやっと一段落となるので、すぐに手配をしてしまいましょう。返礼品選びは時間がかかることもあります。特に優柔不断な人はいろいろと悩んでしまうことがあるので注意が必要です。それに、相手の立場や関係性によってどんなものが適しているのかも分からないことがあります。そんな時には葬儀会社に相談したり、ギフトショップスタッフに相談したりするといいでしょう。
社葬で故人を送る場合は、すべて会社側に丸投げするのではなく、親族側もしっかりと考えて動く必要があります。特にかかる費用に関しては、分担になる場合がほとんどなので、どのくらい負担することになるのかを確かめさせてもらうことが大事です。1部の大手企業の場合は、亡くなられた状況により、すべて負担してくれる場合もあるでしょう。しかし、基本的には全てではなく、費用分担する形になるので、話し合いをすることが大事だといえます。
日蓮宗の葬儀については日蓮聖人の法華経を信じ切り、南無妙法蓮華経を受持するものは、霊山浄土へと往詣可能といった言葉を支えにして営まれます。そして、故人を霊山浄土へといざなうのが式のメインとなります。霊山浄土とは、インドの霊鷲山を意味し、インドビハール州の中央の山です。釈迦が教えを話したという土地を浄土という形で、依然としてその場所で法華経を講じているとの信仰から、南無妙法蓮華経を主として仏界を表現したといわれる曼荼羅をご本尊に掲げています。
葬儀というのは色々とポイントがあるわけですが宗派によってもかなり違うことになりますのでその点は注意しておきましょう。日本で最も多いとされているのが浄土真宗なのですがこれは東と西で分かれているのでそれでも多少違うことがあるので自分がそもそもどちらなのかということを考える必要性があります。浄土真宗の特徴的なこととしてあるのが追善供養を行うことがないということや或いは、祈るときの言葉が南無阿弥陀仏ということです。