葬式のお布施の相場は各地の風習や文化、宗教などに大きく影響を受けるため、少しでも分からないことがある場合には、実績がある葬儀社の相談窓口を利用することがおすすめです。特に、大手の葬儀社の中には顧客サービスの一環としてメールや店頭などで年中無休で相談を受け付けているところがたくさんあるため、早いうちから業者探しを始めることが大切です。最近では、お布施に関する基本的な事項について、ネット上で分かりやすく紹介をしている業者の数も増えているため、業者選びに悩んでいるときには、じっくりと役立つ情報をキャッチすると良いでしょう。
葬式や通夜ではまとまった費用が発生しますので、家族が元気なうちから、もしもの時はどのように支払うのかも考えておく必要があります。最近は家族葬などより小規模なお葬式が選ばれることも増えてきましたが、費用の負担は少なめとはいえ、数十万円程度の出費は発生します。それゆえ、すぐにお金を用意できないと悩んでいる人もあるのではないでしょうか。一括での支払いが厳しい場合は分割で払うことも考えてみましょう。最近はクレジットカードに対応した葬儀社も増えており、カード払いであれば特に借り入れの手続きも必要ありません。
私たちが今、存在しているのは御先祖さまのお陰です。感謝の気持ちを持ち続けることで、家が繁栄をして健康で長生き出来ると言われています。葬儀・告別式が終わると、四十九日や初盆があります。数ある法要の中でも、特に盆法要が大事だと言われています。友人や知人に集まってもらい焼香をしてもらうと、故人も浮かばれるのではないでしょうか。無論、お寺さんへの連絡も早めに行っておくべきです。お盆のお寺さんは忙しいですし、自分たちの希望の時間に来てもらうことが出来ない場合もあります。
この浄土真宗における「西」、「東」、と云うのは、もちろんエリアの違いではありません。開祖は親鸞聖人であると、多くの日本人ならご存知でしょうが、実は同じ宗派でありながら、二つの異なる「流派」のが、存在しています。一般的に浄土宗で「西」とされるのが、「本願寺派」であり、本山を本願寺としています。一方、「東」とされるのが、「大谷派」であり、本山は、真宗本廟です。この双方の本山の通称が、本願寺派は西本願寺であり、大谷派が東本願寺としていることから、この二つに分かれています。