葬式では、それぞれに装いというものがあります。最近では参列者も喪服を着ることが一般的になっています。喪服は元々喪に服する人、つまり遺族だけが着ることを許されています。しかし現在では、礼儀作法としてはもちろん、亡くなった事を悼む気持ちを表す意味も込めて、お葬式に参列する人誰もが喪服を着ることが一般的になりつつあります。もしも通夜の場合であれば、一般の会葬者の方は地味な服装で構わないということが、ルール・マナーとしてありますが、最近では喪服を着て参列することも厭わないと言います。
プライバシーを重視する世の中になっているので密葬について理解する必要性があります。密葬は限られた人だけで葬儀を執り行います。本葬のように大規模なものではないので参列者の人数やコストなどを抑えることが可能です。密葬は有名人や著名人などが執り行う場合が多いです。有名人や著名人が亡くなってしまったら世の中に知れ渡ってしまいますし、大きな混乱が生じてしまうので密葬をすることがあります。また、密葬をしたあとにお別れ会を実施することもあるので葬儀のスケジュールを決めるときは計画的に行動してください。
葬儀を執り行うことになったら、まず葬儀業者に連絡をし、お葬式の会場となる斎場を探すことになります。斎場は、一般葬によく利用される場所のひとつで、通夜やお葬式、告別式といった葬儀に関する儀式全てを行うことができるのが大きな特長です。ただ、斎場には公営と民営のふたつがあり、それぞれの利用方法は異なると言われていますので、葬儀を執り行う際は、比較検討を行うとよいでしょう。まず、公営の場合は、市区町村が運営を行っています。
家族が亡くなると、遺族は葬儀を執り行わなくてはいけません。ただ、もしものときはある日突然やってきますし、葬儀にかかる費用は予想していない出費のため、いざというときに葬儀の費用が捻出できず、支払いに困るケースが少なくありません。生活が困窮していて、どうしても葬儀の費用が支払えないときは、国が葬儀の費用を負担してくれる葬祭扶助制度に注目してみましょう。葬祭扶助制度はいくつかの条件を満たしていれば適用されます。