慌ただしく葬儀が終わると、次に待っているのは初七日法要、命日より7日目ですが今ではその限りではありません。告別式の日に一緒に済ませてしまう方が多いため、つまり繰り上げてしまってもかまないということです。現代を生きる人たちの多くは平日が仕事で週末が休み、平日の時間を簡単に確保はできません。お葬式や法要に関しても、たびたび時間をとるのは大変なこと、だからお葬式の日に一緒に行うというケースが増えています。
一周忌は、故人が亡くなってから一年という節目の法事です。遺族はもちろんのこと、たくさんの人が集まり、僧侶にお経をあげてもらって供養します。一周忌法要に参列するときは、基本的に喪服を着用します。喪服に合わせるシャツは白い無地のシンプルなものを選び、黒いネクタイを合わせます。また、案内状に平服と指定されている場合は、黒や濃紺、ダークグレーといった地味な色のスーツを選ぶとよいでしょう。そして、喪服のときと同様に白のシンプルなシャツに黒のネクタイを合わせます。
独身生活を楽しむ方も、将来のことを考えて、万が一のときに家族が困ってしまうことのないように備えを進めていくことが求められます。1人暮らしをする中で、亡くなってしまうことがあったときに、家族がお葬式の準備をしたり、住んでいる賃貸住宅の片付けや契約関連のことを進めていくことになります。家族が困らないように、定期的に連絡をすることで、すぐに異変に気付いてもらえるようにすることができますし、お金で困らないように備えていけます。
突然の訃報の知らせ自体はいつ来るかわからず、その季節にあわせたマナーを守って参列する必要があります。実際に参列する際の葬儀が冬場の場合、冬だからこそのマナーポイントを把握しておく事が重要となります。寒い季節になるので冬場であればコートを着用しても問題はありませんが、色合いは黒やグレーなど落ち着いた色にするようにします。また着用してはいけないタイプとして毛皮や皮タイプのコートになり、殺生が死を連想させてしまうので避けるべき素材となります。