経営者町田の葬儀コラム

2018年03月23日

時折耳にする密葬とはどのような葬儀なのか

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ニュースなどでも、密葬という言葉を耳にする機会があります。ただ、具体的にはどのようなお式なのかよく分からないので、密葬について詳しく知りたいという方もいらっしゃるでしょう。密葬は、ごく親しい間柄のみで行う規模の小さなお葬式のことです。

著名な方のニュースで耳にすることが多いかもしれませんが、ごく一般的に行われている家族葬や直葬(ちょくそう)も、この形です。近年、大規模なお葬式ではなく、密葬を選ばれる方が増えて来ました。決まった方式があるわけではありませんが、参列者をほとんど招くことなく、親族や家族のみでお見送りをするのが密葬です。

葬儀の流れは一般のものと変わらず、葬儀社がご遺体を安置施設まで搬送し、納棺、通夜式、翌日告別式と火葬という流れになります。直葬は火葬式ともいいますが、通夜式や告別式も行わず、火葬のみ行う方式です。お式が少ない分、葬儀の費用もかなり抑えることが出来ます。

ただ、密葬の場合、その後に本葬(ほんそう)という参列者向けの葬儀を行う場合も少なくありません。著名人や社葬になる場合などは、参列者が非常に多くなるため、このような別式を執り行う事が多いのですね。お別れの会、偲ぶ会などと言われるのも、本葬の一つです。

密葬は周囲には事実を伏せたまま執り行い、後日報告と同時に本葬の段取りをお伝えするのが一般的です。ただ、密葬をする場合、立ち会えなかった人は故人と対面する機会がないままになってしまいます。このため、親族やごく近い関係者には、事前に密葬にて式を進める旨を、ご理解いただく必要があるでしょう。




経営者町田の葬儀コラム Copyright(C)www.sogicolumn-matida.org All Rights Reserved.