経営者町田の葬儀コラム

2018年05月12日

仏式法要は、どの様なことをするのか

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仏教では、死者がこの世を去って、あの世へ行くまでの期間を「中有(ちゅうう)」「中陰」と呼びます。仏式ではこれに基づいて、七日ごとに故人を供養する法要を営むことになっています。順に七日目を初七日、十四日目を二七日(にしちにち)、二十一日目を三七日(さんしちにち)、二十八日目を四七日(ししちにち)、三十五日目を五七日(ごしちにち)、四十二日目を六七日(ろくしちにち)、四十九日目を七七日(しちしちにち)と呼び、七回目の法要が済んで、忌明けになります。

これら忌日のうちで、最も重要なのが、七七日です。七七日は四十九日(しじゅうくにち)とも呼び、僧侶を呼んで読経をしてもらいます。この日に遺骨を埋葬することも多くあります。一般的には、親戚、知人、友人を招いて、読経、墓参りの後、忌明けの宴として、参列者全員で会食するしきたりになっています。

正式に納骨されると、葬儀の日から使っていた白木の位牌を寺院に返し、本位牌を仏壇に安置することになりますので、仏壇も四十九日までに求めておきましょう。現代では、初七日と七七日だけ法要を行い、それ以外の日の法要は省略されることが多いようです。

なお、地域や宗派によっては、五七日を忌明けとして、盛大に法要を営むこともあります。




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