人生では必ず誰しもが最愛の人との別れのシーンを経験します。想像はしたくないですが、悲しい現実はいつ誰の身にふりかかるか予測がつかずわかりません。故人と別れの時に慌てふためいてしまわないためにもやはり元気なうちこそ最低限、考えたり知識を持っておく必要があります。まず、葬儀の前に急いで決めないといけないことは遺体の安置場所です。そして、場所、会場の決定です。また、故人の宗教、宗派の確認を確かめることも大切なことのひとつです。遺族や近親者と共に、どのような葬儀を執り行うかも話し合わなければなりません。最近では生前に自分の理想を身内に伝えておいたり、エンディングノートに記載して置いたりという終活という動きも盛んになっています。
以前でしたら死んだ後のことを尋ねるのはタブーとされていて避けられていた内容ですが、少しずつ時代は変化しています。可能である限り、親族が集まった時にでも話し合いをすることも突然の別れに慌てずに済み理想的と言えるでしょう。やはり、その人らしい葬儀の仕方をしてあげるのが一番です。人柄や歩んできた人生、生き様などは一人ひとり違いますし共通ではありません。予算や規模なども大切ですが、まずは故人の気持ちを尊重した式が出来ると良いでしょう。