葬儀に参列したときにお清めの塩をもらったことがあるという人が多いのではないでしょうか。しかしどのように使えば良いのかわからないという人がいるかもしれないので、ぜひこの機会にチェックしておくようにしてください。
これを使うことで、穢れを祓うことができると考えられています。使用するタイミングは自宅の玄関に入る前で、穢れを自宅の中に持ち込まないようにすることが目的です。振りかける体の部位は胸と背中、足元で、それぞれの場所に少しずつかけて塩を払い落とします。
一人暮らしの場合には仕方がありませんが、家族と一緒に住んでいるのであれば家族にやってもらうと背中にも確実にかけることができます。葬儀に参列した人を清めることができるのは、塩だけだと思っている人が少なくないかもしれません。
この他にも通夜振る舞いで出される食事にも、清める意味合いがあります。特に通夜振る舞いで出されるお酒は、たった一口だけであっても飲んでおくことをおすすめします。酒は神聖な飲み物で、邪気を払う力があることは古くからよく知られています。この時に出される食事にも気力を回復させる働きがあると言われているので、きちんと食べておくようにしてください。