葬儀で位牌を選ぶならば、まずサイズやデザインなどいろいろな種類が用意されていることを知りましょう。伝統的なものとしては春日などの種類がありますが、種類によって頭の形や足などが違います。すでに仏壇が自宅にあって先祖の位牌が用意されているという場合は、同じものを選ぶ人が多いです。
初めて仏壇と一緒に購入する場合は故人が好みの装飾がされているものなど、自由に選ぶことをおすすめします。現在は多くの種類が販売されており、漆塗りで作られているものも存在しています。どんなデザインのものを選ぶ場合でも、仏壇にしっかり入るサイズのものにしましょう。
また、注文する際ですが戒名などの文字を入れるため、伝えるときに間違えないことも大事です。梵字は宗派によって異なり、入れないことも可能になっています。そして、作るタイミングですが遅くなっても四十九日法要の2週間前にはお願いしておきましょう。これは四十九日に納骨をして法要を営むためです。この日までに位牌を準備しておいて、お経をあげてもらい魂入れを行います。この他、ずっと仏壇に置いてきて古くなってしまった場合は、傷の修理や磨き直しをお願いできるところもあるので探してみましょう。数が増えてしまい置く余裕がない場合は、大きいものにまとめる方法もあります。