葬儀を宮司によって行っていただいた場合、依頼者サイドが頭を抱え易いことはお礼をどうしたらいいのかということです。祭祀頂いたお礼に関しては御祭祀料となっていて、儀式をしてもらったことに対して、神道においてのお礼というものになります。
現代人からみれば、神道に関しては、分かりづらいことが多いといえます。神道を踏まえての感謝に関してはお布施でなく御祭祀料というものになります。そして、神道の御祭祀料とは、祭祀の謝礼ということを意味します。
神職へ譲り渡すお玉串に関しては儀式を行う時に、神前に捧げる供物に対しての対価となっています。香典は霊前と同じですので、これに関しては供物の対価ではなくて遺族へストレートに渡すのが原理原則です。差出人の氏名につきましては苗字だけではなく、フルネームにして、熨斗については白黒で結びきりになります。金額においては香典に準じ、うち袋もありますから額面を旧字の状態で記します。そして、地域格差が生じやすいのは、熨斗の色ですので、これに関しては地域に合うようにします。現実の相場についてですが、おおよそ30万円が相場になります。そして、最低限度で20万円からになります。20万円〜50万円と想定して良いでしょう。