現代では最後のことまで自分でしっかりと責任を持てるように終活を前向きに行う人が増えていますが、私物の整理をキチンとしておくことは大切です。年齢が高くなるほど1人ではなく、家族など誰かと一緒にやると大きな負担にはなりません。
長く人生を歩んできた人ほど荷物が多くなりますので、作業負担を軽減することができます。また家族などと一緒にすることで、荷物や物の情報を無理なく共有することが可能です。片付けをするのは良いものの、本人だけで行うと亡くなった後で、どこに何があるか探すのは大変です。
必要な荷物がなかなか見つからないと、遺族にとっても時間をかけることになりますし、混乱を招いてしまってはいけません。一人で片づけをするならば、その内容を紙に書くなどメモを取り、家族が保管場所などをわかるようにしておきます。
片付けは物を右から移動することではなく、不要なものを処分することです。必要なものは処分をしますので、本人のものを捨てる基準を考えて、できるだけゴミになるものは処分をすることです。思い出の詰まっている品物は残すものの、すでに3年くらい使っていないなら捨ててしまうなど、マイルールを決めて取り組みます。