親しくしていた友人や知人の訃報が届いたけれど、事情があって葬儀に参列できないことがあります。また、葬儀が行われた後に亡くなったことを知る場合もあるかもしれません。そんなときは、遺族の方に連絡を取ってお参りをさせてもらいましょう。
お参りに行くときは、遺族の方に失礼にならないように、正しいマナーを頭に入れておくことが大切です。お参りに行くときは、まず香典とお供え物を用意します。香典の他に、故人が好きだったお花やお菓子などを持参すると喜ばれます。
お供え物には、掛け紙をつけて御霊前、御仏前、御供物など表書きし、表書きの下段に自分の氏名を入れておきましょう。仏壇の前に案内してもらったら、座布団に正座をして一礼し、遺族の方に断りを入れてから仏壇にお供えします。
このとき、自分から文字が読める向きで置くのが基本なので覚えておくとよいでしょう。次にろうそくに火を灯して、お線香に火をつけてから、心を込めて手を合わせることが大切です。この後、ろうそくの火を消して一礼してから下がりますが、ろうそくの火は必ず手で消すようにしましょう。
仏壇にお参りするときは、正しいマナーを頭に入れておけばスムーズに故人にお別れを告げることができますので、必ず事前にマナーを確認しておきましょう。