故人を供養するときは、時期を考えるようにしましょう。葬儀の後は、精神的に落ち着かないかもしれませんが、供養をすることは忘れないようにしてください。盆法要は、夕方または、夜に菩提寺に足を運んで、先祖の霊を迎えます。
地方によっては、迎え火をすることもあります。16日は、送り盆といって、お盆の時期に一緒に過ごした先祖の霊を送り出します。盆法要には、色々な種類に分かれています。故人の四十九日の後は、新盆です。新盆は、霊を初めて受ける意味のことで、親戚や縁者などから、盆提灯が送られることがあります。
盆提灯も地域によって、異なっていて、絵柄の少ない、白張提灯で送り火で燃やしたりすることもあります。最終的に提灯は、お寺に預けます。お盆の時期になると、秋草の模様が入った提灯を使うこともあるので、日本の風情を感じることができるかもしれません。
提灯は、葬儀で使用するは使いません。葬儀で使うものは、照明のようなものなので、盆法要をするときは、気を付けるようにしましょう。お盆の時期に使用するものは、美しい絵柄が入ったものを使用してください。法要は、先祖があの世から迷わずに自宅までたどり着けることができるように、という意味も込められています。