日本で最も多い信徒を抱えていると言われている仏教の宗派というのが浄土真宗になります。正式には信徒と呼ばずに門徒と呼びますが、門徒物知らずと言われているくらいに一応は属しているがその宗派について何も知らないというような人が多い宗派でもあります。
浄土真宗には西と東というのがあってそれによって多少なりとも違いがありますが、根本的な葬儀においては同じようなことになっていますのでそこまで違いを意識して葬儀をやる必要性があるわけではないです。どのような形の葬儀になるのかと言いますとほとんどの場合は、一般的にイメージする葬式と何ら変わることはないのですが追善供養というのが正式に行われないというタイプのところでもありますので正確なことを言ってしまうと初七日というようなこともやらないのですが、かなり柔軟な宗派でもありますので檀家の人がやりたいと言えばやるということもありますし、正確に教義からいえば人のために南無阿弥陀仏ということすらそれほど肯定もされていないのですが、それでも行う、ということになっています。
ある意味そういう柔軟性があるからこそ人気が出たと言える宗派となったわけです。この宗派の葬式に特段、変ったことはないです。