近年日本では規模の小さな葬式が身近になりつつあり、最も金銭面の負担をかけない方法として火葬を選ぶ人も増えています。火葬式のみなら金銭面の負担はほとんどないと考えがちですが、日本では亡くなってから二十四時間は火葬することはできないので遺体を安置する場所が必要となったり、必要な備品の費用も別途発生します。
葬儀業者に依頼することになるので、人件費や運営費なども必要になってくることは間違いありません。火葬のみの葬儀といっても、火葬場と葬儀社に支払う費用には様々なものがあり、平均的な相場として二十万円は越えることが基本です。
近年ではリーズナブルな料金を売りとしている業者も増えており、十万円を下回る金額の火葬や直葬プランを準備しているケースもよく目にするようになりました。しかし実態にはオプションとして別途追加しなければならない料金があったり、火葬費用が別途発生することもあるので気をつけておきましょう。
依頼先により必要となるトータル費用に違いがあるのはもちろんなこと、プラン内容やサービスが丁寧でわかりやすいかなど、異なる点は多々あります。直葬となれば心がこもっていないのではないかと心配になりがちですが、一概にそうとは言えないことも頭に置いておくべきです。