経営者町田の葬儀コラム

2021年03月26日

葬儀の多様化と共に遺骨になった後の自然葬希望増加

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高齢者の増加と共に亡くなる人も年々増加傾向ですが、大都市圏では葬儀場の確保以上に新たに墓地を見つけることが容易でなくなっています。一方で、生活スタイルの多様化が急速に進んできた結果、亡くなった後で先祖と一緒のお墓に入らずに森や海など、好きな自然の世界へ戻りたいと考える人が増えてきたようです。

これは自然葬と呼ばれています。墓地の中に植えられた樹木の周囲に埋葬する樹木葬に人気が高まっています。また、遺骨を12ミリ程度の粉末に砕いた上で沖合に船やヘリコプターで運び、散骨する海洋葬にも次第に人気が出てきたようです。

また最近、少子化や未婚化の影響があって子供や親族のいない人で自分の死後、自然に還りたいと願う人が徐々に増えています。このような境遇の人の中は自分の死後、お墓の維持、管理を託せる人がいないと不安を覚えるわけです。

そこで、自分の元気なうちに先祖のお墓を墓じまいし、先祖の遺骨を合同墓などへ移して他人と一緒に永代供養してもらうことで安心感を得るようです。その後、自分は自然に還る方法を葬儀業者などにあらかじめ託して契約するわけです。

但し、海洋葬はまだ最近取り入れられた散骨方法ですから取扱いに不慣れな業者がいるようなので業者選択には注意が必要のようです。




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