喪服を着用して参列をするのが葬儀の時の基本的な服装マナー、間違えても明るい色のカジュアルルックで出かける場所ではありません。男性であれば黒色のスーツ、女性なら黒色のワンピースやスーツなど、いずれも喪服というカテゴリーのタイプです。
喪服はみてすぐに喪服だとわかりますが、見えにくい部分で気を抜くわけにはいきません。例えば足元、スーツやワンピースは黒色の喪服であっても、あまり見えないからといって、足もとは何でもいいわけではないためです。
特に男性が気を付けたいのは靴下、スーツのズボンで隠れて、靴下など見えないと考えますが、実はそうでもありません。うっかりということもあるので、喪服着用時の靴下も黒色を用意しておくことです。真っ白な靴下では学生のよう、スクールソックスのような白の靴下では、喪服に似合わないだけではなく子供のような幼ささえ感じさせてしまいます。
派手なカラーの靴下は言語道断、また目立つ柄入りもこの時ばかりは避けた方が無難です。女性の場合も靴下には気を付ける必要があるので、喪服に合わせるのは基本的には黒色のストッキング、冬であっても厚みのあるタイツを選ぶことはしません。タイツは喪服には合わず、薄手の黒ストッキングが正解です。