経営者町田の葬儀コラム

2022年01月27日

逆さごとを行って非日常を認識する

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言葉遊びなどで逆さから読むなどをしたことがあるかもしれません。その他健康のために後ろ向きに歩くなどをした経験がある人もいるでしょう。普段の生活でしていることと逆のことを急にしようとしてもなかなかできませんがそれは当たり前になるでしょう。

もちろん読んだり歩くことに関しては練習をすれば日常のようにできるのでしょうが、すべてのことを逆からできるわけではありません。葬儀の時に行うこととして逆さごとがあります。故人には白装束を着せますが、その時合わせの方向を通常と逆にすると言われるでしょう。

これは逆さごとの一つとされます。その他にも葬儀において行われる逆さごとがあるので確認しておくと良いでしょう。なぜ葬儀において逆さごとが行われるかですが、この儀式自体が非日常であるためそれを意識するために行うようです。

その他に逆さごとを行う理由としては魔除けがあります。死後の世界は生の世界の裏返しになっているとされています。もし故人を通常通りの向きで着せたりすると死後の世界においては通常でなくなり生活しづらくなるでしょう。故人が死後の世界に行っても気兼ねなく生活できるよう配慮する風習として行うようです。服以外には逆さ屏風などもあります。




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