経営者町田の葬儀コラム

2022年04月08日

故人を安置するときは北枕でないといけないか

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住宅を購入したり借りたりするときは方角を気にすると言われます。窓が南や東に向いている物件は日当たりが良く人気があるとされます。一方北側だと陽ざしが直接入らない分真夏などは良いともされています。窓の向き以外にも間取りによってどの部屋が南にあって北にあるなどもあるでしょう。

それぞれの部屋でどう寝るかは自由ですが、寝やすさなどがあるかもしれません。葬儀を行うときには故人の頭を北側に向ける北枕と呼ばれる風習があります。由来としては釈尊が入滅するときに頭を北にしていたこととされています。

葬儀場などで行うときには北枕で安置できるような構造になっているのでしょうが、自宅などでは必ずしも北枕で安置できないときもあります。無理やり北枕で行おうとすると葬儀の儀式が行いにくくなる時もあるでしょう。

北枕が難しいときの対応としては西枕にするとされています。自分たちで判断がつきにくいときは業者であったり僧侶に事前に相談すると北枕か西枕かを教えてくれるでしょう。ただこの方法は仏教すべての宗派が同じわけではありません。宗派によっては異なる方角にすべきとし、特に方角にこだわらないとするところもあります。宗派を確認してから行うようにしましょう。




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