葬儀となると、手続きやら何やらで、遺族の人は大変気苦労があると思います。まずは、危篤と告げられた場合、息があるうちに合わせたい人に連絡を取りますが、危篤を誰に知らせるかご存知でしょうか。まずは、子供・孫・ひ孫となりますが、本人の父母・祖父母、そして兄妹姉妹などとなります。
血縁関係の近い親族、いわゆる3親等ぐらいまでだと言われています。そして、特に繋がりが強かった友人や知人、勤務先であれば直属の上司にあたる人にも連絡を取りましょう。ただしこれはあくまでも目安です。本人が会いたがっている人に知らせるのが良いでしょう。
また、連絡は電話で行いますが、通常の挨拶は省いて、手短に行いましょう。通常ならば、深夜や早朝などに連絡をするのはマナー違反ですが、危篤ということになれば、深夜や早朝などでも問題ありません。その場合は「恐れ入ります」と失礼をお詫びし、亡くなったことを知らせるというようなことが必要になります。
また、臨終となって亡くなった場合、故人をどこに運ぶのかというのもポイントになりますし、搬送をどこに頼むのかということも必要になることを覚えておきましょう。闘病生活で故人が家に帰りたがっている場合などは、一旦自宅に連れ帰り、自宅で最期の時を過ごすという選択肢もあります。