御葬式においては、世話役だったり様々な係を決めたりもしなければいけません。それを決めるのは大抵「喪主」です。喪主をサポートするのは世話役になります。喪主と葬儀社とお葬式に関する打ち合わせをし、各係に指示を出してくれるというのが世話役の役割です。
一般のお葬式の場合には、受付係や携帯品係などを選ぶことになります。弔問客の応対をするための係になりますが、香典を預かったり、香典帳に記入したり、会葬礼状や返礼品を渡す準備をしたりする、そうした役割を担います。
また、香典を預かるということになれば、会計係も必要です。遺族代表から預かった現金の出納管理を会計簿を作って記入をするといった大役になります。現金を扱うので、人として信頼関係が築けている方を選ぶようにしましょう。
そして、お葬式では、司会の進行係というものが必要になります。進行については、世話役代表であったり、葬儀社などが打ち合わせをするのですが、弔電を整理したりもします。会場の係、記録係などという役割もあります。また、台所・接待係というように、接待用のお茶のお菓子を用意したり、通夜振る舞いの用意をしたり、僧侶の接待を行うような係が必要になります。規模が大きい社葬では、必ず接待係は必要になるでしょう。