お葬式とその後について、生前に考えておきたいことというのもありますので、葬祭ディレクターなどに話を聞くのも一法ですし、セミナーに参加してみるのも良いでしょう。エンディングノートに書き記しておくだけでも、家族にとっては準備がしやすいかもしれませんし、揉め事になる場合も近親者にノートを見せるだけで済むので、説明もしやすいでしょう。
全て家族に任せるかどうか、残されたものが満足のいくお葬式ができるように段取りや流れを書き記しておくということも必要になるかもしれません。自分で葬儀プランを考えておくというのも一法です。希望する形があるのならば葬儀社に生前相談をしておき、具体的なプランを立てておき、家族に伝えておいたり、事前予約を取り付けておいたりしましょう。
葬儀の形をどうするかというのも、伝統的な形式で行なってほしいと言った場合もありますし、家族とごく親しい人達で見送ってほしいという意思表示もあるでしょう。家族葬の場合には、友達にはどうやって知らせるのが良いか、そうしたことも考えに入れておかなければいけません。
費用もそうです。どのくらいかけるかというのが遺される家族にはネックになります。平均的な金額で言えば約250万円と、新車1台分の購入と同じぐらいの費用をかけてしまいます。どれぐらいの規模でするのか、そこも考えましょう。