終活は、人生の最期のために行う活動のことをいいます。終末期医療に関することをはじめとして、自分自身の葬儀やお墓のこと、財産のことなどを具体的にまとめておくことで、自分にもしものことがあったときに残された家族が戸惑うことがなくなります。
しかも、残された家族の負担を減らせるだけではなく、家族や親族同士のトラブルを避けられるメリットも期待できます。終活を始めるタイミングに特に決まりはありませんが、定年退職や還暦を迎えたときなど、人生の節目に始める人が多いと言われています。
また、最近はお子さんを持つ若い世代の人も、もしものときに備えて活動を始める人も増えています。特に一家の大黒柱として家族を支えている人は、活動を始めるにあたって早すぎるということはありませんので、気になったら迷わずできることから始めてみるとよいでしょう。
もしも何から始めたらいいかわからないなら、エンディングノートを購入する方法があります。エンディングノートを購入すれば、項目に沿って自分の情報や希望を記入していけばいいので、誰でもスムーズに終活を行うことができます。エンディングノートは書店やオンラインストアで購入できますので、あれこれ比較して自分にとって書きやすいものを選ぶとスムーズに作業できます。