別れを惜しむように故人と最後の時間を過ごす、通夜・葬儀・告別式の中には、遠方で直ぐに駆け付けられないなど、諸事情による内容から弔電など、電報を打つケースも見受けられます。残される遺族のことも考慮し、忌み言葉などは使わないように気を配ることは、社会人として必要最低限の礼儀です。
訃報の連絡を受けた後の流れとしては、葬儀の日時・会場の場所・宗教・喪主の氏名の確認は必須です。また、個人のみならず、会社や職場の仲間内などで弔電を打つこともありますが、代表者1名が参列し、弔電や香典を持参することがビジネスマナーです。
ですが、どうしても難しい場合に電報を打ったり、供花を贈ることで偲ぶ気持ちを表すことができます。近年では、告別式までが行われることからも、その流れの中で弔電が読み上げられることや、遺族の目に触れるので、台紙選びにこだわるのも大切です。
刺繍入りや生花付き、押し花付きなど、バリエーション豊かな台紙から選ぶことができます。打つタイミングは葬儀前日までで、送り先の住所は家族葬では喪家または斎場に送ります。参列するにしても弔電を打つにしても、使ってはいけない忌み言葉として、再び・重ねて・続くなど、不幸のくり返しを意味する言葉を使わないことは重要視したい点です。
また遺族側は、参列できなかった方から頂いた後、お礼状を出しますが、企業や職場関係者からの場合には、できれば2週間以内、遅くとも1ヶ月以内に送ることも礼儀です。